電卓の活用法
電卓は,普通に使う分には説明書なんて読まなくても十分使えますので意外とメモリーなどの機能を知らない人がいるんじゃないですか?そこで,ここでは受験で使えば便利な機能を紹介していきます。
シフトキー
金額の入力間違いをした場合,このシフトキーで訂正することができます。
例えば,1,234 と入力するところを 1,235 と間違えた場合はに,右の様に訂正します桁が大きくなればこのシフトキーが便利に思えてくるはずです。
電卓画面(シフト)
メモリー
メモリー機能は,M+,M−,MR,MCの4つのキーを使います。
M+は,電卓に表示されている数値をメモリーに記憶させます。
M−は,電卓に表示されている数値をメモリーからマイナスします。
MRは,メモリーに記憶されている数値を表示させます。
MCは,メモリーに記憶されている数値を消去します。
例えば,5×4 の合計から 3×2の合計をマイナスしたい時には,右の様にメモリーを使います。
実際にはM−はほとんど使うことはなくM+を使うことが多いです。
例えば数種類の固定資産がある問題で,減価償却費を集計する必要がある場合にはメモリー機能が便利ですね。
電卓画面(メモリー)
カシオタイプの電卓
カシオタイプの電卓で私が頻繁に使っている機能は,×と÷です。
例えば10×2=20,10×3=30,10×4=40などの様に片方の数値を変えずに連続して計算する必要がある場合には右の様に計算します。

それと,10×2=20を計算した後に,その結果を使って500÷20=25と計算したい場合には,最初の計算結果である20を消去する必要がありますし,次の500÷20の計算を電卓に打ち込むまで,その20という数値を覚えておくかメモする必要が出てきます。
(あと,メモリーを使う方法もある)
当然20ぐらいの数値は覚えることは簡単ですが桁が増えるとそうも行かなくなってきます。そこで右の様な機能を使います。

電卓画面(カシオ)